鳩間島は、成海璃子のドラマ初主演作品「瑠璃の島」のモデルになっており、人口100人を切り、自転車で数十分で回りきれてしまうとても小さな島です。
鳩間島音楽祭というイベントがゴールデンウィークにあり、そのタイミングでは大変盛り上がるものの、西表島からカヤック、あるいは石垣島・西表島から海のガイドさんの船で近接し、ちょっとだけ上陸して遊んで帰る……なんてツアーもいくつかあるため、鳩間島自体にきちんと上陸してじっくり楽しむ人はそこまでいないのだとか。
なので、宿も商店も観光客向けのものはちょっと少なめ。
オフシーズンだとそれすら閉まっていたりするそうですが、まさにオフシーズンの1月、一体どうなりますでしょうか……
石垣のターミナルから船に乗って鳩間島に上陸すると、比較的最初に見えるのが「おーりたぼーり鳩間島へ」という看板。
石垣空港につくと見つけられる「おーりとーり石垣島へ」と微妙に違うのはなんだろう、島ごとの方言の差みたいなもん…?と、思っていたら違いました。
「おーりとーり」だとノリとしては「ようこそー(∩´∀`)∩」みたいな感じで、「おーりたぼ-り」だと「ようこそいらっしゃいました<(_ _)>」というニュアンスになるんだそうです。
ちなみにそれが沖縄本島になると「めんそーれ!」、宮古島だと「んみゃーち!」だそうです、挨拶ひとつとっても土地によって違うんですねえ……。
そのままてくてく歩いていくと、石垣の上にブイが並んでいるのを発見。
並んでるブイ全部に、表情が書いてあったのには笑いました。
郵便局のポストまで日よけ雨よけの笠を被せられていたり……
でも本体は全然はみ出てるし(笑)。
上陸早々、陽気な感じが伝わってくる鳩間島。
細かいところがいちいち可愛らしかったり、クスっとしたりの旅が始まりました。