イルカと泳ぐためのスキルチェックも万全、さあ行くぞ御蔵の海へ……!
改めて、御蔵島観光案内所さんのドルフィンスイムの注意事項を確認しておきましょう。
さて、2015/09/13の午後は生憎の小雨。
やや、波あり(一番高い箇所で3Mぐらい?)
でも、決行です。
これぐらいならイルカを諦めるほどではありません!
(だからこそ、安全自己管理は重要)
船の上で、ガイドさんが船から海に入る時のやり方を教えてくれて、それをしっかり頭に叩き込んで、出立です。
さて、実は前の記事のシュノーケリングレッスンの間、ガイドさんがコッソリ「koedaさんはある程度泳げるみたいだから、よりイルカと泳げるためのコツも教えますね~♪」とおっしゃってくれました。その内容がこんな感じ。
最初のうちは、海の上を進めど進めどイルカに会えず。
でも、イルカの群れとあってからは、もうすごいすごい!
本当に、イルカが目を合わせて寄ってくる!
(多分、こいついじれるいい獲物ぐらいにしか思ってないんでしょうけど)
そして、一緒に泳いでくれたりする!
なんだこれ超興奮!
イルカまじかわいい!
最高だ!
……と、いう頭のネジが一本飛んだ状態の人間が動画を撮るとどうなるか(苦笑)。
ブレッブレですorz
ま、まあまずはご覧ください、ドルフィンスイム動画!
はい、私は次に見事に課題を残しました。
「ちゃんと見られるドルフィンスイム動画を撮影できるようになる」という課題を……。
近いうちにまた個人的に御蔵島行こうと思います。
なんせ、一番うまくいるかと泳げたと思っていた時が、一番ぐちゃぐちゃの動画でしたからね(笑)。
あまりにも酷いので、上の動画からは素材として外しました。
自分の動画見てて酔って吐くかと思いましたよもう、本当に。
さて、どんなコンディションで泳いでいたかの説明もしましょう。
動画に写っている他の参加者の皆さんはウェットスーツを着られてますが、私はラッシュガードのみで泳いでました。水温的にはギリギリですかね。水の中にいると平気ですが、船に上がるとちょっと寒いぐらいの感じ。
それから、ラッシュガードの状態でウェイト1kgつけてました。
ウェイトというのは
こういうことです。
イルカと水中でよりゆったり安定的に泳ぐために装着します。
今回ウェットスーツを着ていなかったので、ウェイトは要らないかなーと思ってたんですが、ガイドさんが「着けてみたらどうですか」とおっしゃるので、試しにやってみたのでした。
ただ、ウェイトって
というバランスでつけるのが、ドルフィンスイム的にはちょうどいいんですが
「まあ2kgかなあ」と言われて着けてみたら、ものの見事にすげー沈みました。
生きものとして見た目の想定より比重が高かったみたいです(笑)。
というわけで、1kgに。
ただ、ウェイトってつけるとやっぱり疲れやすくはなるんですよね。
しかも水面を浮かび泳ぐだけではなく、かなりの頻度で潜るから、さらに疲れます。
ちなみに私以外の参加者が6名、その内2名が最初だけウェイトをつけていて2本目からは外し、という状況。
私も海に入るタイミングが7本あったのですが、最後の1本はバテてしまって船の上でお休みしてました……残念。
そうそう、御蔵島のドルフィンスイムは、イルカ保護の目的もあって、いろいろな制限があります。
1回につき2時間以内で、海に入れるのは8本まで。
1本につき、大体数分です。
入ったは良いものの、イルカがスーッとどこか通りすぎてしまい、1分も立たずに上がる羽目になることもありますが、まあ野生だから仕方ありません。
イルカとそうそう遭遇できるわけもなく、普通は5~6本で2時間になってしまうのが多いんだとか。という意味では今回、7回もチャンスが有ったというのはラッキーだったのでした。
しかも毎回じっくり一緒に泳げましたし。
いやー、ついてたついてた!
ついてましたよ!
余談ですが、翌日の朝、2015/09/14の朝はもっとすごかったらしく……島の方によると「1回入ったら20分ぐらい上がる必要ないぐらいイルカが来まくってて、正直お客さんは喜ぶというより疲れてぐったりしてた」だったとか。
ちょっと見てみたかったなあ。
さて、御蔵島のイルカ、実は全部個体識別されています。
現時点では125頭。
2015年は10頭
名前も付いてます。
「いるかいないか」という御蔵島のミナミハンドウイルカ紹介本&DVDがありまして、そちらで確認することもできるのです。
結構イルカは特徴的な傷がついているので「あっ……今日見たやつ、こいつだ!」とかわかったりするんですよね~。それがまた楽しかったり。
御蔵島のイルカチームのFacebookページで、最新情報も確認できます。
で、見ているうちにまた行きたくなるという。
(そして、撮影力を上げなくてはとますます心に誓うという)
それにしてももう、桟橋と港の環境が過酷だろうと、包み込むような大自然というより挑んでくるような野生だろうと、このイルカとの遭遇があるならもう何でも乗り越えますよ!!!!!、という気持ちでいっぱいでした。
とまあ、大満足の中ドルフィンスイムツアーが終わりを告げるのですが、御蔵島の旅はまだまだ終わりません。
次は「アホの子オオミズナギドリ」をお届けします。
■「tokyo reporter 島旅&山旅」について■
東京都の観光PR事業の招待で、御蔵島の取材をしています。tokyo reporter島旅&山旅について詳しくはコチラ。
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