村営バンガローは港を見下ろせる海のそばにある広場にあります。
船は朝6時前後に到着しますが、その段階ではチェックインは出来ません。
10時を過ぎると、観光案内所で鍵を貰えます。
私の場合は
9/12の22時にに竹芝桟橋から橘丸で出立
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9/13のだいたい朝6時に御蔵島到着、イルカガイドのスペシャルオレンジさんが港に迎えに来てくれて、バンガローまで連れて行ってくれる
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しばらく暇(すでにバンガローにいるお客さんが朝ごはん分けてくれたw)
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8時半から漁港の湾内でシュノーケリングの練習
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練習後、観光案内所に行って鍵もらってチェックイン
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島内のカフェで昼ごはん
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ドルフィンスイムへ
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水着他色々洗って干す
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島内のカフェで夕ごはん
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ナイトツアーへ
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シャワー浴びる
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寝る
みたいな初日でした。
何かこの写真デジャブですかね。
そうです、港に船が来るかどうか島のおじさんたちが望遠鏡片手にやって来る広場です。
ちなみに、村営バンガローは、御蔵島集落の中では標高が低めのところにあります。
が、南海トラフ地震が来た時に、一番大きい津波が来ると言われている御蔵島、予想では28Mらしいのですが、集落で一番低いところで標高40M。
バンガローはさらにちょっと上の方なので、低いと言っても結構な高さです。
だからこの見晴らし。
周りを見渡すと、ヤモリとかトカゲとかヘビもいます。
ヤモリが食べてくれてるのかなー。
なので快適。
写真の真ん中~右で縦に並ぶ小屋が、トイレとコインシャワーです。
街灯の右下あたりにあるのが水道で、ここで海に行った後のシュノーケル三点セットとか、ウェットスーツ、水着なんかを洗い、干すことが出来ます。
シャワーは2分100円、お湯も出ます(最初の20秒ぐらいちょっと冷たいけど)。
こういうところのコインシャワーにしては、水量もたっぷりあって満足度高めです。
宿泊するバンガローはこんな感じです。
全部で5棟あります。
まあ、表現としては「綺麗な高床式倉庫」的な?
中身はこんな感じ。
ツルツルピカピカフローリングです。
非常に衛生的で、綺麗に使われています。
もちろん私も綺麗に使います。
ただ、設備は写っているもの以外は何もありません。
まあ、ほぼキャンプ場ってことですね。
料金は1泊2000円もしくは3000円(棟によって違う)。
ひとり増えるごとに500円追加です。
寝袋を持参するもよし、観光案内所でいろいろ借りる(レンタル品一覧PDF)もよし、です。
どうでも良いんですけど、レンタル品一覧にある「発砲クーラー」が気になって気になって……単なる「発泡」の誤字だと思うんですが、なまじオオミズナギドリを11月に捕まえて食べる、とか教わってる分「う、撃つの?」と思いたくなってしまい(笑)
さて、冗談はさておき私はマットとタオルケットを借りました。
マットはこういういわゆるアウトドア用敷マット的なやつです。
私は離島に行くときはいつも、大きめの布を数枚持参するのですが、それがこんなところで役立ちました。2枚使ってシーツ代わり。
この上に、バスタオルに手ぬぐいを撒いた枕と、借りたタオルケットで寝ました。9月中旬であれば、それで十分快適でした(むしろちょっと暑かったぐらい?)
食事はキャンプ品借りて自炊するかなーとも思ってたんですが、調味料持参するのも面倒だなと思って(スボラでごめんなさい)、全て外食することにしました。
というわけで、今回の旅では昼夜全て外食なんですが、食事の話はまた別途。
ちなみに、今回一番困った、というかはまったのはケータイの電波。
御蔵島には光回線が来ていないんですよね。
島を取り巻く環境が過酷なこともあり、光ケーブルが来ません。
まあねえ……もと電話屋職員としては、島内の電話線を見上げながら「光、来てないな……」とは思ってましたけどね(笑)。
そんなこんなでケータイの電波も、基本的には近くの三宅島からもらっている状態。
キャリアによっては中継設備を置いてはいるものの、それでもLTEなどは遠い夢の話。
というわけでまあ、スマホのネットが繋がらない繋がらない……三宅島が見える方向に開けてないと、まあ繋がらない。
だから、バンガローで部屋に入っちゃうとむしろケータイがつながらず(笑)、見晴らし台みたいなところでネットせざるを得ない、しかも遅い、みたいな展開になりました。
でもね、これ、「リアルタイムにレポートしようと思ってたのに!」と思うから不便だったんです。
逆手に取れば「御蔵島いるので連絡つきません、さようなら」って、都会の喧騒から離れられますからねー、素晴らしいですよねー(邪心
そうそう、御蔵島にはバンガロー以外にも様々な民宿があります。
その辺りの情報はコチラからご確認ください。
■「tokyo reporter 島旅&山旅」について■
東京都の観光PR事業の招待で、御蔵島の取材をしています。tokyo reporter島旅&山旅について詳しくはコチラ。
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