その昔(私の定かでない記憶によれば35-30年前)、新宿御苑にもリスを増やそうという計画が立てられて結構な数のリスが放たれたことがありました。
小さかった私はそりゃもうリスが見たくて、新宿御苑に何回も行ったのですが、まったく遭遇できません。
ただ「繁殖して増えれば、そこら中で見られるようになるよ」との言葉を信じ「沢山になったら裏の自転車置き場にうっかりひょっこり現れたりしないかな、リス(・ω・*)」などと夢膨らんでいたのでした。
※実家は新宿御苑に近い
※実家は新宿御苑に近い
が、その夢は叶うことはなく、ある日「カラスによって新宿御苑のリスは全滅した」との報を聞くことになります。
それは「人間の都合で無理やり関係ない動物を連れてきても馴染まない」という学びにもなったのですがそれ以上に「カラス怖い」という心象を、強烈に私に植えつけたのでした。
さてここで気になるのがこのニュース。
「アメリカの公園はなぜリスだらけなのだ? そこには奥深い歴史があった」
「ニューヨークのリスはカラスに勝てるほど強かったのか、それともニューヨークのカラスが弱いのか」が気になってくるわけです。
もはや東京のカラスとニューヨークのカラスを戦わせたいと思うレベルに気になります(リスが可哀想あまりにカラスに対する愛が欠落しておりまして残酷な思考回路で申しわけありません)。
それにしても、リスにはカラスにやられて可哀想と思ったのに、新宿中央公園、代々木公園、新宿御苑、神宮外苑あたりの緑地を中心に莫大に増えたカラス達を数年で激減させた石原都政には感謝しているぐらいで、賢いカラスを罠にはめるためによくもまあこんだけ思いつくもんだと言わざるを得ないありとあらゆる可哀想なやり口が試されている状況を実地として色々目にしていても「駆除頑張れ」としか思わなかった自分を振り返るに、なにかあれば身勝手な差別主義に走りそうな自分を感じるので、引き続き公平であるように冷静に努めて生きていきたいと思っております。
とか言いつつ、やっぱり地域別カラスの強さランキング知りたいなとか思っています、はい。東京、大阪は結構強いんじゃないかなあとか。